古森義久氏、衣の下から鎧を見せる。
この件についてはここ数日の動きが多すぎて、追いかけるだけで正直なところキャパシティオーバー気味なんですが。
「慰安婦」決議案を加藤駐米大使が批判-イザ!
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/129778
河野談話の是非やその修正の論議はともかく、当面の決議案に対しては、こういう対応しかないように思えます。
加藤大使の発言から、今までの主張を繰り返しています。やはり「安倍政権も河野談話を継承している」と主張することで外からの批判をかわす方針のようですが、ぽろっと本音がこぼれていますね。21世紀に入ったあたりから、右派の論者たちは口を極めて河野談話を罵っていたのに、いまやほとんど唯一の頼みの綱になっていますからねえ。もし、加藤大使らの主張が通って決議案が否決されたら*1、そのあと彼らは、河野談話をどう扱うのでしょうか。いや、可決されたとしてもやはり談話の見直しはできないのか。
*1:無理だと思いますけどね。古森氏が寄りすがっていたローラバッカー議員も決議案賛成に回ったとの報道があるわけだし。古森blogが今後、ローラバッカー議員について言及するかどうかも注目です。