霊感商法テレビ番組に要望書。

asahi.com：超能力や心霊現象のテレビ番組、行き過ぎ是正を要望
http://www.asahi.com/culture/update/0304/012.html
超能力や心霊現象を取り上げたテレビ番組が霊感商法による被害への素地になっている危険性があるとして、全国霊感商法対策弁護士連絡会は、民放連とNHKなどに番組内容の見直しなどを求める要望書を提出した。

　特にコメントはなし。というか、あたりまえすぎることなのに、なんでここまで放置されているんだろう、という疑問が生じました。
　オカルトや霊現象そのものには、実はあまり否定的ではなかったりします。疑似科学を批判しておいてなんだそれは、と言われそうですが、わたしが個人的にそう思う、というだけで、“他人に勧める・信じさせる”つもりはまったくありません。同じように、もともとテレビに出るのが仕事である人がオーラがどうしたとか口走るのはともかく、前世やオーラが「見える」と主張することでテレビに出る人というのは、とことん信用できません。そういう番組を企画し制作し放送する側はなおさらです。
　“他人に勧める・信じさせる”ことは、そのときは直接の被害を生じさせなくても、いずれ疑似科学詐欺とか霊感商法を側面からでもアシストする行為だということを、強調しておきます。

　さて、産経新聞はこの要望書の件を報道するでしょうか。統一協会にとって都合の悪いニュースを、産経はなぜか報道しない傾向がありますからねえ。