産経抄、歴史を騙る。
【産経抄】2月22日
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/sankeishou/40239/
中国語の「歴史」というのは、ヒストリーの日本語訳から借用したという話は含蓄がある。漢語にある「史」が、本来の意味は役人がつける帳簿だときては、ハハーンと納得できる(岡田英弘『世界史の誕生』)。
なんだこりゃ。「世界史の誕生」はわたしも昔読んで、ユニークな視点に感動したのですが(学校で西洋中心の歴史しか学んでこなかった人にはご一読をお勧めします)、なんか都合のいいところだけ抜き出して解釈しているような。
大手ネット企業の副会長までが、チャン本を教科書に映画「南京」を制作した。
だから違うとゆーとろーが。なんかもう、今日の「産経抄」は1文ごとにツッコミどころがあって、いちいちやってらんないです。
反日がいまの政治に都合よい限りは歪めてでも使う。真の「歴史」を鑑(かがみ)として、誤りはその都度たださねばならない。
えーとだからなんていうかそのつまりようするになんだ。産経に必要なのは鑑の前に鏡でしょうね。