「みんなで『情報セキュリティ』強化宣言!2007」。
企業・団体が共同で情報セキュリティ強化キャンペーン
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/02/06/14700.html
開始イベントでは、活動の概要説明とともに、参加・協賛団体からも活動に対するコメントが寄せられた。日本ユニセフの早水研専務理事は、子供の人権保護への取り組みとして児童買春や児童ポルノへの対策を進める中で、海外の買春ツアーへの対策としては旅行業界と共同で行動規範を策定するといった活動を進めてきたことを紹介。IT業界についても同様に、出会い系サイトなどに対する取り組みを共同で進めていきたいとした。
ちょっと気づいてなかったのですが、総務省の肝煎りでこういうキャンペーンが始まったそうです。ネットユーザの意識向上キャンペーンは(官庁主導でどれだけ実効性があるかはともかく)まあいいとして、なにかが便乗してきています。関連企業・団体の一覧。
みんなで「情報セキュリティ」強化宣言!情報セキュリティ対策推進コミュニティ
http://www.netanzen.jp/association.html
見出しとかを全部画像で作ってるってのは、セキュリティ的にどうなんだ?
で、ISPやセキュリティソフトメーカーが中心なのはともかく、後援団体などに日本ユニセフ協会やガーディアン・エンジェルスが加わり、イベントでわざわざ上記のようなスピーチがあったというのが、たいへんうさんくさく思えます。ACCSとかが加わってるのも、まあ当然といえば当然にしても、微妙に気になるところ。
「ネットを“きれいに”する」という目標で一致しているんでしょうが、“安全”ならともかく“きれい”という価値観を押しつけられる覚えはありません。