無能無恥の産経新聞さま、今年もお世話になりました。
ずいぶんネタにさせてもらいました。来年もよろしく。さて、たぶん今年最後のwatch。
【磨】無能無恥のFEPさま、今年もお世話になりました-ITニュース:イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/it/internet/33166
FEP。FEPって、いまどき。DOS時代の言葉ですよ。Win3.xのころなら混同している人は多かったけど、IMEで定着して10年以上経ってるのに。DOSのFEPをIMEと呼ぶのは大きな間違いではないだろうけれど、FEPの原義は現在のWindows(/Mac/Linux他)用IMEの仕組みには該当しないので、あきらかに間違いです。会話ではわたしもついFEPと言ってしまうことがあるんだけど、文章、まして見出しでこの程度の区別もできない人間が、産業経済新聞にITの記事を書いているなんて。そして筆者が馬鹿なだけならまだしも、この程度のチェックもできない校正係しか産経新聞にはいないんでしょうか。*1
ていうか、このコラムはなんなんだろう。(麿)という半署名がありますが、外部筆者の署名記事ではない以上、産経新聞のすることにしらんぷりできる立場ではなさそうですね。他人の誤植・誤変換をネタにして笑える立場だと思っているんだろうか。このblogでも今年1年さんざん指摘してきたし、2ちゃんねるには専用のスレもあります。
だいたい、「最近はそこまで豪快な誤植は聞かない」って、大正天皇を大正洗脳と誤植して回収騒ぎを起こしたのは、あれはフジサンケイグループが出しているSPA!(旧・週刊サンケイ)って雑誌じゃなかったですかね。100年に一度の豪快な誤植だったと思うのですが。
追加。(02:28)
最後じゃなくなってしまいました(笑)。この記事にトラックバックしている記者blogで、なにやらいいわけしています。
ちょっとだけ“編集裏話”-iza(イザ!)編集部:イザ!
http://official.iza.ne.jp/blog/entry/93790
【磨】の執筆者を私はよく存じ上げておりまして。彼の性格を考えながら行間を読む。
無智ゆえではなく故意にやったことだそうです。今風とかクラシカルとかじゃなくて、技術的に間違った用語法だから指摘されているんですが、それがわからないのか、わからないふりをして開き直っているのか。
なにより、公器に発表する文章だということをまったく考えていませんね。読者のほぼ全員は、【麿】の執筆者とやらの性格を知らないし、それを根拠に行間を読むことも不可能なわけです。これはひどい。