古森義久氏、さらに噛みつく。

グレゴリー・クラーク副学長の拉致問題侮日暴言、拡大する。-ステージ風発：イザ！
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/50461/

　id:pr3:20061003:1159867824の続きみたいです。元の発言らしきもの。

From: Gregory Clark
Subject: NBR'S JAPAN FORUM (POL) Komori's blog comment on Dujarric's NBR posting
http://www.nbr.org/foraui/message.aspx?LID=5&pg=1&MID=25677

　ニュアンスを理解するほど英語が読めないのでもどかしいのですが、拉致そのものが捏造と言っているわけではなくて（言っているのかもしれませんがほんとにそのへんが読みとれないのです）、拉致に関する日本政府などの態度が必要以上に問題を大きくしている、みたいな感じではないのでしょうか？　古森blogの記事もよく読むと、彼の発言を「拉致は捏造だ」から「拉致問題は捏造だ」へと、微妙にすり替えています*1。
　個人的な意見を述べるなら、拉致事件はもちろん許せないし被害者を帰国させるのは当然ですが、5人を返さなかったりジェンキンズ氏を日本に呼ぶために精力を費やしたこと、遺骨のDNA鑑定等での強硬な態度は、どうにかならなかったのかと思います。一つの手段としては否定しませんが、結果論から言えば相手の態度を硬化させて問題解決を遅らせただけのような。繰り返しますが、被害者全員の帰国が最優先で、そのためには柔軟な態度で調査を進めさせるというのも、また一つの手段だったと思います。ほんとに結果論で申し訳ないのですが。
　古森blogのコメント欄の方では、Clark氏を副学長として迎えている日本の大学にも文句をつけはじめていて、これはJIIA問題のときと同じような構図ですねえ。

*1:原文は"Japan's bogus abduction claims"。