先月買った本・2。
なんかほんとに、なにをいまさら感が強まってきたわけですが。9月後半になって8月上旬に出た本の新刊紹介……。
- 「オレンジ・プラネット(1)」/フクシマハルカ ISBN:4063641163
いまさらものすごく変な疑問を抱いてしまったのですが、フクシマハルカの描く男の子って、もしかしてカッコいいんですかね? というのは、男の視点から読んでいると、そういうのがよくわからないので。ただ、プロモーションのやり方とかから見て、そう解釈するのが妥当なのかな、と推測できるだけです。そう思って読めば、なるほどそうなのか、とは思いますが。女の子については普通に、外見も性格も可愛いと思います。
というわけでこの作品も、前作に続いてストレートな恋愛もの。初期の変なコメディーが好きだったので、ちょっともったいないなと思いながら読んでいます。「けだものだもの」がまだ続きそうだから、そっちで期待するか。
オレンジ・プラネット 1 (1)
どんどんシリアスというか、深刻な方向に行きますね。それをナジカの明るさが救っているあたり、よく計算されているなとは思うのですが。
キッチンのお姫さま 5 (5)
- 「ママコレ(2)」/遠山えま ISBN:4063641155
表紙のイラストが、普通ですね。じゃあ1巻のデザイン的なイラストはなんだったんだろう、とか思うわけですが。
中身の方は、うーんなんか評価しづらいな。絵はオタの目から見ても可愛いし、内容もウェルメイドながらよくまとまっていて、特にどうということはないわけですが。ペットに愛情を注ぐというテーマ自体に、個人的に感情移入できないせいかなあ。ベビー(という名前のペット)は排泄はするらしいのに、そのへんの苦労が描かれていないあたりの不自然さとか、指摘すればできるんですが。
ママコレ 2 (2)
- 「マリア様がみてる(6)」/今野緒雪・長沢智 ISBN:4088460847
これも(普通の)男には感情移入が難しいタイプの作品だと思うのですが、なぜかのめり込んで読んでいます。むしろ男が出てこないから、男にとっては感情移入しやすいのかもしれませんが。
バレンタイン編の後編。回想部分の祥子さまが、どうしても幼稚園児に見えないのが難点でしょうか。“来年度の新入生”に言及するところで3人ほど後ろ姿が描かれていますが、これが噂のドリル頭か。原作もアニメも今のところ見ないようにしているのですが、話はなんとなく伝わってきてるので、そうか、という感じです。
マリア様がみてる 6 (6)