黙然日記(廃墟)

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靖国神社の掲げる価値観。

靖国神社、「カーチス・ルメイ顕彰館」創設へ : bogusnews
http://bogusnews.seesaa.net/article/22858946.html

 ここはあいかわらず飛ばしていますね。人的被害をもたらした戦績で言えば、ポール・ティベッツ大佐とチャールズ・スウィーニー中佐も並べて 検証 顕彰するべきでしょう。

しかし真面目な話。

 いまさらid:pr3:20060825:1156505670のフォローみたいなことになりますが、「正論」の岡崎久彦論文とタイミングを合わせて遊就館は“反米的な”展示を取りやめたそうです。

イザ!:靖国遊就館 米戦略の記述変更 第二次大戦 「誤解招く表現」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/16379/

 なんだマッチポンプか、みたいな下衆の勘ぐりはやめておきますが、靖国自身が岡崎氏なみの歴史観だったとすると、あまりにも、なんと言っていいか。こんなのを信奉する相手と論争してたのか、とか、複雑な思いが湧き上がってきます。
 上で名前を挙げた3人の米軍人の“功績”を改めて調べてみると唖然としてしまうわけですが、顕彰館はともかく、遊就館が彼らを絶賛する展示をするのも、ネタじゃなくなるかもしれません。靖国に祀られている(とされる)戦没者の大半についてわたしは、日本人として当たり前ながら、畏敬と鎮魂の念を抱いています。靖国神社という形を通して拝むつもりがないだけで。東京や広島・長崎に家族がいた方も多いだろう彼らに、できるならご意見を伺ってみたく思います。

カーチス・ルメイ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%82%A4