今日買った本。
発売日に雨が止むのを待って買いに行き一気に読んで日記まで書くというのは最近にしては珍しい。
- 「絶対可憐チルドレン(5)」/椎名高志 ISBN:4091204155
そんなこんなで楽しみにしていたわけですが、まずは期待に背かない面白さでした。短いエピソードで完結とみせておいて毎回のように新キャラを出したりさりげなく世界観を説明したりというのは、かなり本腰入れて長期連載にとりかかったということでしょうか。局長やりすぎ。
新キャラではとりあえず澪の存在が重要そうですが、ストリートチャイルドだったのか家庭内のネグレクトだったのか、はっきりさせてないところがちょっと不満かも。重要キャラになるならそのうち本格的に過去話をやってくれますように。「ただのマンガキャラ」としてはかなり萌え。
「かわいそうなぞう」は、ある世代までの共通体験としてなんとか受け継がれていると思うのですが、チルドレン世代まで来ると通じるのかなとちょっと不安に思います。空襲の概念とか*1軍部は(自分たちの責任であることを無視して)ああいう命令を下すものだとかいうことが、あの話単独で聞かされても理解できるんだろうかと。
一読の感想としてはこんなところ。またなにか思いついたら書くかも。
絶対可憐チルドレン 5 (5)