黙然日記(廃墟)

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産経黒田大記者のルサンチマン。

【激震・朴政権】「弾劾」は反保守勢力の朴父子への復讐戦 正煕氏の生誕100年の無情 ソウル駐在客員論説委員 黒田勝弘 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/world/print/161210/wor1612100015-c.html

 朴槿恵韓国大統領の父親である朴正煕が政権を握っていたころ、韓国は軍事独裁体制でした。「同じ独裁なら多少は人民を豊かにしている北朝鮮のほうがマシ」という意見も、けっして暴論ではなかった時代です。しかしその時代、単に反共という理由で韓国の独裁を支持していた産経新聞(当時はサンケイ新聞)と、共同通信の韓国担当記者だった黒田氏には、特別な思い入れがあるのでしょう。「甘い汁を吸っていた」とは申しませんが。父親を通して朴槿恵大統領に「理想の(保守・反共・極右・独裁的)韓国」を見ていたと考えれば、産経新聞ソウル支局の同僚が言論弾圧で起訴された際にも曖昧な態度を示していたわけが理解できます。黒田大貴者にとって、朴王朝は批判する対象でrはなく、おべんちゃらを言うべき存在なのだと考えれば、すべての辻褄が合います。さもないと、弾劾により権力を失った大統領がまだなにかできるのではないかと期待するようなコラムは書けません。