黙然日記(廃墟)

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産経千葉記者の戦争観。

【安保法成立1年】民進&共産は相変わらず「戦争法案」「憲法違反」と騒いでいるが、果たして日本は「戦争できる国」になったのか? - 産経ニュース
http://www.sankei.com/premium/print/160930/prm1609300004-c.html

 産経政治部の千葉倫之記者は要するに、戦争がしたくてたまらないんですね。銃を取れとは言いません、最前線で銃弾の下をかいくぐって取材して、従軍記者として立派に散ってください。「百人斬り」記事とか書きそうですけれども。
 「日本が『戦争ができる国』になるどころか、北朝鮮や中国が戦争を仕掛けてきた1年だった」という文章は、なんの論理的脈絡もありません。よもや、ミサイル発射実験をされたら即座に北朝鮮本土に報復攻撃をするのが「戦争ができる国」の定義だ、というわけでもないでしょう。いや、もしかしたらホンキでそう考えているのかな。
 一時期の阿比留瑠比氏の記事には「首相経験者の一人」が頻出して失笑をかったものですが、この記事には《防衛相経験者》が登場してコワモテをぶっています。石破茂氏かな。
 ゴジラの出現は予測不可能ですが、他国軍の侵略は予測の範囲内。それはその遠rです。そして、ゴジラは怪獣ですが、兵士は人間です。他国人を人間とみなさない立場には、わたしは与しません。最近は、ウルトラマンだって怪獣を殺さないと言うのに。