産経の反省なし。

【ビジネス解読】中国人は世界の高級ブランド品の３割を買いあさっていた！　チャイナリスクには無頓着で不動産投資に余念がないが… - 産経ニュース
http://www.sankei.com/premium/print/160402/prm1604020002-c.html

　バブル期といえばもう25年前になるのか、と遠い目をしてしまうわけですが、当時「日本人は世界の高級ブランドの3割を買いあさっていた」「リスクには無頓着で不動産投資に余念がない」と言われていたわけです。古本屋で当時のビジネス書を探してみると、面白いことがいろいろ書いてありますよ。
　いわゆるバブル世代のわたしにしてみるとついこの間の話だから、いろいろ反省があるのですが（個人的には、おいしいことはなにもなかったんですけどね）、本田誠記者は何歳ぐらいなんでしょうか。「いまどきの若者」を見て自分の若いころを恥じる、というような感覚が、逢ってもいいと思うのですが。単に「体験してないから反省もしない」という態度なら、大きなことを言うようですが、それが産経の自省というものがない自慢史観に繋がっているような気がします。