産経「正論」古田氏、鏡に吠える。

　挽肉をただ塩胡椒で炒めて隠し味に醤油を垂らすだけでも、ご飯かいくらでも食べられますね。刻みネギとおろしニンニクを入れると一段上がりますね。塩じゃなく豆板醤と胡椒多めで味付けすると別次元の旨さになりますね。ここにガラスープを入れて煮込んだものもたまりませんね。豆腐をいっしょに煮込むと合いますがまとまりが悪いので、最後に片栗粉でとろみ付けしましょう。麻婆豆腐が旨いのは必然です。（もちろん、花椒とか豆豉とか使えばもっと旨くなるのですが、組み立てとしてはこんな感じですということで）。

【正論】世界遺産でゴネた強制性の意味　筑波大学大学院教授・古田博司 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/column/print/150709/clm1507090001-c.html

　世界文化遺産登録前後の経緯でまだがたがた言ってるわけですが、（産経には「恨」の文化がありますね）、韓国の悪口となれば、古田氏の出番です。《韓国の自律行動は、ゴネ、イチャモン、タカリという至極低劣な》といった表現が頻発し、その低劣さにうんざりします。大韓民国をdisりたいばかりに、北朝鮮の金日成主席*1を持ち上げるという、現状認識が歪んでいるとしか言えません。
　なにがここまで古田氏を、醜く歪ませてしまったのでしょうか。日韓歴史共同研究・教科書グループで、韓国側から古田氏が、歴史修正主義とそもそもの対韓偏見を指摘されてしまったことの、「恨」でしょうか。この文章で古田氏が連発する見苦しい罵り言葉は、すべて見事なブーメランになって彼に突き刺さっているのです。見ていて、気の毒ですらあります。

*1:いまでもこの故人が主席というおかしな体制。