産経副委員長の多人数学級観。他。

　6/28分です。オトコと対になるのはオトメ、オキナと対になるのがオンナ（オミナ）。若い男性と年長の女性ということで、ちょっと不公平ですね（おねショタ基本か!?）。コとメが男女を意味するのはヒコとヒメ、キとミの対立はイザナギとイザナミの例にも見られます。

【軍事情勢】賛成した国連決議を実行できない日本＋（1/5ページ） - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140627/plc14062717030019-n1.htm

　27日付を取り落としていたのですが、野口裕之専門委員があまりにのぐっちなので。見出しだけでも、集団的自衛権と集団安全保障を混同させていて、とても軍事問題の専門家とは思えない代物です。とにかく、帝国軍人の完璧さを崇め奉り、安倍晋三首相の無謬性を礼賛する信仰告白が鼻につきます。産経はいつから労働新聞日本語版になったのでしょうか。また、集団的自衛権行使は憲法上の問題ではなく国際法上の問題と力説しているのも、問題の本質をなにひとつわかっていない証拠です。他にいつらでもツッコミどころがあって、いくら過去の栄光があるとはいえ、産経新聞社はいつまでのぐっちを雇っておくのでしょうか。

【一筆多論】「静かな有事」の教育改革は？　沢辺隆雄＋（1/3ページ） - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140628/edc14062809300001-n1.htm

　沢辺論説副委員長はこの欄では新顔かと思いますが、これからよろしくお願いします。いきなり飛ばしていて、頼もしいかぎりですね。「日本の教師が忙しすぎる」というOECD調査報告については昨日も触れましたが、それを踏まえた上で、「でも教師増員して少人数学級化するのは日教組の言いなりだから嫌だ、むしろ多人数化しろ」と唱えました。明らかに言ってみただけです。少人数化のメリット、学力向上やいじめの減少が多人数化では逆転することに完全に目をつぶり、多人数化のメリットとして唯一、人間関係の複雑化を挙げていますが、自分で書いていて説得力がないと思わないのでしょうか。とにかく、なにか言われたら反発するという中二病と、日教組と聞けば攻撃する産経病（区別する必要あるのかしらん）の賜物みたいなコラムです。これで論説副委員長に昇進できるんだから、産経はほんとにいい会社です。