黙然日記(廃墟)

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産経歴史戦の珍道中総括。

 6/26分です。マヨテラス閉鎖への闘争を始めようと思います。マヨラー支配へのレジスタンスとして。

【歴史戦 第3部 慰安婦 韓国との対話(5)】慰安婦、無意味な配慮より韓国元高官も求める論争を ただしメディアは反日一色+(1/4ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140626/plc14062613170005-n1.htm

 連載第3部の総括として、韓国取材を行った阿比留瑠比氏と水沼啓子記者がそれぞれの意見を述べています。連載を通しての執筆責任者の名前がないのですが、両氏連名ということでいいのでしょうか。それはともかく、まず阿比留氏は、蓋をするのではなくせっの行く敵に論争すべき、と提案しています。そうしてどういう形にしろ結論が出ればそれで問題は終結する、というのですが、そんなことが本当にできると本気で信じてこんなことを書いているのでしょうか。論争をする、議論をするというのは、お互いが譲り合って着地点を見つけることです。阿比留氏をはじめとする日本の右派に譲る気持ちが1ミリもなく、それが韓国の人々の感覚と百万キロも離れいている以上、「果てしのない罵倒合戦」はあり得ても「議論」など成立するはずがありません。阿比留氏は、この記事でも《解決済みの問題について協議に応じることは相手の土俵に立つことになる》という見方を持ち出して議論する気がないことを暗黙に表明していますが、いったいどんな都合のいい夢を見てこんな提案をしているのでしょうか。
 水沼記者は(いまのところまだ「記者」と書きますが)、韓国が多元的な意見があることを誇りながら親日的な意見はメディアが覆い隠してしまう、と書いています。しかしこの連載で、産経にとって都合のいい意見を述べる識者ばかり登場し、日本(政府)への批判はすべてあたかも「反日団体の陰謀」であるかのごとく記述されているのは、どうしたわけでしょうか。《韓国で産経新聞は“極右”と位置づけられている》、だから取材がやりにくかった(阿比留氏が韓国でも札付きと認識されているようなのは興味深いですね)、と言い訳していますが、日本でも「五大紙の中でもっとも右」という認識に水沼記者を含めて異論はないと思うし、河野洋平氏をはじめとして森住卓氏など、産経新聞を拒絶する識者は少なくありません。改めろとは言いませんから、もう少し自分たちの立ち位置を認識してはどうでしょう。
 「歴史戦」連載は、この珍道中が終わって、今度はどこへ漂流するのでしょうね。そのときはまたツッコみたいと思います。