黙然日記(廃墟)

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産経「主張」のiPhone観。

【主張】ドコモiPhone 脱ガラパゴス化の契機に+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130917/biz13091703150002-n1.htm

 keyword:スマートフォンを早い時期に編集したりした身でありながら、いまだにガラケー使いです。自宅ではPCメインだし、外出時には音楽再生と路線探索ぐらいができればいいので、これでじゅうぶんです。LINEとか言われても連絡を取りたい人とは普通にメールか通話しますし長話もしないし他のSNSもありますし、ましてゲームとか言われてもポカーンです。ヒマなら音楽聴けよ。
 そんなわけでIPhone騒ぎも外から眺めているのですが、産経「主張」はなにやらムキになっています。どうも、外国製品が寡占的シェアを占めることが気にくわないようなのですが、iPhone対抗といえばAndroidスマホです。「産経抄」がSamsunスマホの不買宣言をしていましたが、ガワだけで決まると思っているのでしょうか。NECが作ろうがPanasonicが作ろうが、首根っこを外国企業に押さえられていることには変わりありません。このへんはPCも同じことですが。こういう態度を取る一方で、オープン化せよ脱ガラパゴスだとも言っているのも奇態です。ガラケーこそ日本企業が独自の能力を活かして製品を作れる分野ではないでしょうか。米国追従でオープン化といいつつ外国製品は拒絶したい、産経が昔から抱える二律背反がもろに現れた、たいへん情けない「主張」と言うべきでしょう。