産経記者の民主党中堅観。
【風を読む】民主は万年野党に突き進むのか 論説副委員長・石井聡 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130730/stt13073010100001-n1.htm
石井副委員長は、民主党中堅議員のメルマガを購読*1しているそうです。ということは、その議員に多少なりとシンパシーを抱いていると考えていいのでしょうね。経験がありますが、ウォッチ目的で対立陣営のメルマガやブログに目を通すのは、けっこう苦痛です。ツッコミを入れることを目的にしていればそこで発散できるからいいのですが、そうでない場合には「無益なことをしているなあ」と感じることになります。あれだけ民主党を攻撃しまくっている産経新聞の、それも論説副委員長ともあろう人が、民主党そのもののシンパとは考えづらいことです。考えられるとしたら、民主党の中に少なくない民社系極右議員へのシンパシーではないかということです。《目指す国の形》などを大仰に持ち出しているあたりからも、それは推測されます。その議員は「労組の支援を受けている」と言い訳のように付け足していますが、民主党の候補はほぼ自動的に連合系労組の支持を受けることになっています。自民党候補が企業系の支援を受けているのと変わりません。組織内候補といっても、民社系（極右）議員はUIゼンセン同盟出身であることが珍しくありません。ここまくると、ちょっと調べたらどの議員か特定できそうですね。
こうした議員を産経新聞論説副委員長が応援している姿というのは、ちょっと苦みを感じさせるものがありますね。最終的には民主党の乗っ取りを考えているようですが、なんとかならないものでしょうか。
