産経編集委員の鳩山政権観。

【ｆｒｏｍ　Ｅｄｉｔｏｒ】鳩山元首相を処罰せよ＋（1/2ページ） - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130225/stt13022508110002-n1.htm

　大野敏明編集委員の、鳩山政権観です。鳩山政権下で普天間移設問題解決に奔走しつつ、先頃闘病の末に亡くなられたという方にはお悔やみ申し上げますが（合掌）、過労死ならともかく癌死の原因を直前の仕事のストレスに求めるのは、無理があるのではないですか。いくら鳩山由紀夫氏が憎くても、こんな牽強付会はいただけません。
　普天間問題の混乱に関して、鳩山氏は首相辞任という重い責任の取り方をしています。辞任すればいいというものではありませんが他にどうしようもなく（続投していたらさらに混乱しただろうことはあきらかですから）、理由は明確だといえましょう。ここでどうしても、安倍晋三氏を引き合いに出したくなります。第二次政権においてはいまのところまあまあよくやっていると思いますが、第一次安倍政権における彼の無責任な政権投げ出しは、歴史に残るもので下。政権当時の独りよがりな手法も、安倍氏と鳩山氏に共通しています。なにより大野記者の各、政権放り出し後の《まだ懲りもせずに海外に行って妄言を連発し、日本の名誉を傷つけ続けている》という指摘は、鳩山氏よりも河野談話否定などにおける安倍氏にこそ当てはまるのではないでしょうか。自民党は安倍氏を総裁に選出する前に、懲罰にかけるべきだったのです。仮に第二次政権におけるアベノミクス他の政策が成功したところで、安倍氏の過去の失策が消え去ることはありません。そのことは明記しておきたいと思います。