産経「主張」の安定供給観。
【主張】エネルギー政策 電力の安定供給に道示せ - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121126/plc12112603160003-n1.htm
もういいかげん読むのも面倒になってきた、産経「主張」の原発推進論です。「現実を見ろ」と言いますが、現実は国民の大多数が脱原発支持であり*1、日本国は国民の総意によって動く国なのです。自民党マンセー、民主党disもうんざりです。民主党の「2030年代に原発ゼロ」だって、それまでは原発を稼働させておくことを当然の前提にしているわけですから、「脱原発」と呼ぶにはだいぶんふざけた目標です。逆に言えば“現実的な目標”ということになりましょうか。その現実的な目標を、なぜ産経がここまで拒否するのか、論理的な説明はできません。原子力の発電分がなくなることによる安定供給への影響よりも、原子力産業の既得利権を重視していると考えないかぎり。
