産経、警戒される。他。

【主張】小沢氏無罪確定　規正法の改正はどうした - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121120/trl12112003230000-n1.htm

　検察審査会の判断による強制起訴が、あたかも万能であるかのように言い続けていた産経「主張」ですが、いざ無罪判決が確定するとそのことにはまったく触れず、政治資金規正法の不備がどうたらとか矛先を逸らせています。強制起訴制度が失敗だったことはもはや明らかだと思うのですが、それを絶賛してきたことには口をぬぐったままでしょうか。

【外信コラム】ソウルからヨボセヨ　北の倹約外交 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121120/kor12112003100000-n1.htm

　産経新聞の記者が、ウランバートルで行われた日朝交渉に向かう宋日昊・朝日国交正常化交渉担当大使と出くわしたそうです。日本のジャーナリストと名乗ると興味を示されたものの、産経新聞の記者だとわかったとたんに不機嫌になり、拒絶されてしまったそうです。その場面を想像すると面白くて仕方ないのですが、宋氏の不機嫌の理由はなんだったのでしょうね。NHKや朝日新聞のような大手メディアならサービスもしようが、産経のような弱小メディアは相手にしたくない、ということでしょうか。それとも、産経の論調を承知した上で拒否したのでしょうか。書き方からすると前者のような雰囲気ですが、後者の可能性が高いのではないかと思います。朝鮮総連や朝鮮学校から明確に取材拒否されている産経新聞のことは、宋氏も承知しているのでしょう。有名になってよかったね。

【東亜春秋】中国総局長・山本勲　日米中新時代どうしのぐ - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121120/chn12112003170001-n1.htm

　中国紙が核で恫喝してきたから、《核武装の検討を含む軍備拡充論議は避けられない》と安易に結論づけています。これを中国側が「日本の新聞が核武装を唱えた」と報道したら、どういうことになるのでしょうか。こんな人物が中国総局長なのですから、産経新聞が海外で警戒されるのは当たり前でしょう。