黙然日記(廃墟)

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平沼氏ら29日に保守系超党派議連設立へ 「石原新党」へ布石+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120324/stt12032401310001-n1.htm

保守系超党派議連、消費税増税法案の成否握る 「亀井外し」も…  +(1/2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120324/stt12032401330002-n1.htm

 2005年の郵政選挙以後6年半、新党を作る作ると言い続けて一度しか実行していない、「作る作る詐欺」でおなじみの平沼赳夫氏が、また蠢きはじめています。今度の議連のメンバーは、たちあがれ日本を中心に民主党から海江田万里氏、長島昭久氏ら、自民党から下村博文氏、馳浩氏ら、みんなの党から柿沢未途氏らと、各党ともいなくなってくれた方がありがたいような面子が集中しています(海江田氏はちょっと意外でしたが)。活動方針として真っ先に憲法、歴史、教育問題を挙げるなど、浮世離れの度合いもあいかわらずですね。民主党自民党がともに支持を失う中ですが、これで第三極になれると信じているあたりも、あいかわらずです。
 下の記事は佐々木美恵記者の署名です。この議連に民主・自民の中堅・若手が集まってくれば、という前提で、消費税政局の台風の目となることを期待しているようですが、議連レベルで止まるかぎり各議員には党議拘束が効いています。平沼氏とならんで石原慎太郎氏も新党作る作る、国政進出するする詐欺の常連です。新党の3月結成もうやむやになった中、まともに造反する議員がどれだけ現れるか、本気で考えているのでしょうか。

「【週末に想う】中国人の残酷さと中国の強欲さ 小林静雄」:イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/551942/

 中国で、倒れていた少女を警察が死体として投棄する事件があったことが「残酷さ」の根拠です。それは官僚主義の残酷さであって、それならば日本の警察官が、ストーカーに狙われているという被害届を取り合わず温泉旅行に出ていた事件をもって、日本人全体が酷薄であるかのように言うこともできるでしょう。《中国人と商談するときはカネを先払いしてはいけない》というのも、華僑に関して大昔から言われていることで、共産中国が鎖国していた時代には目立たなかったに過ぎません。それを「強欲さ」ととるか、それが国際標準であって日本の商慣習が甘すぎるのだと警告するのかは、主観に過ぎません。以前は華僑のやり方が国際標準だという日本人論が主流だったように思うのですが。