産経抄の蒋介石観。
【産経抄】9月7日 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110907/art11090702440000-n1.htm
中国では、主だった都市のほとんどに戦争の爪痕が残っている印象があります。アジアカップが開かれた重慶などもそうでした。日本のほとんどの都市も空襲(空爆)を受けており、その意味では対比も可能ですが、中国の人々にはもっと身近で現実的な恐怖として「戦争」が、「日本軍」があるのではないかと、あらためて思わされました。
ま、蒋介石軍の悪口を書く産経というのも珍しいので、その意味で今日の「産経抄」は貴重でしょう。なにしろ南京事件(南京大虐殺)に関してさえ、国民党が悪いのではなくその中に入り込んだコミンテルンの陰謀だという説を唱え、日本のメディアで唯一、虐殺被害者数四十万人説を紹介した産経なのに、です。