産経抄のtwitter観。

【産経抄】７月２３日 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110723/scr11072303190001-n1.htm

　珍しく100日以上続いていた連続更新がとぎれてしまいましたが、とりあえず23日分。
　今回のtwitterに関する騒動ですが、と、かつてもtwitter騒動はいくらでもあったし今後も数え切れないほど起こるでしょうから、あえて特定できない形にしておきます。今回の騒動について、気軽に情報発信できるようになったからだ、と結論づけていますが、そんなことはブログが普及したときにも言われたし、メルマガや掲示板の炎上でも言われていました。
　この「産経抄」で奇異なのは、情報を漏洩した本人は悪気はないだろう、それより《ネットの持つ魔性を教育現場や企業が十分教えていない罪は重い》と、変なところに責任転嫁している点です。個人的な事件を取り上げて社会全体の責任を問うのは新聞コラムの常道ですが、それを毎回変なところにこじつけようとして毎回アクロバットになっている悪癖が、端的に表れてしまったのでしょうかね。結びが、「飯を食ってるときぐらいケータイを使うな」というまともな論だけに、この部分のへんてこさが際だちます。