産経記事の、と。
関東は連日の猛暑ですが、暑さを吹っ飛ばす記事2本。
【from Editor】「南京大虐殺」宣伝の裏に共産勢力+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110623/chn11062305000001-n1.htm
コミンテルンの陰謀 キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
23日付ですがこれは落とせません。いつもの本紙編集委員クラスではなく、月刊「正論」の小島新一副編集長による「from Editor 」で、「別冊正論」の宣伝記事です。内容はもうそのまま、「南京事件」のプロパガンダ(宣伝)はコミンテルンの手によるものだ、その証拠に宣伝関係者の関係者はコミンテルンに友人がいた、もちろんルーズベルト政権にもコミンテルンが入り込んでいた、など、陰謀論の定番をこれでもかと並べ立てています。ひさびさひ、胸がすくような産経っぷりですね。
究極のエコ! 重力と浮力で発電する装置をさいたまの80歳男性が開発+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110624/stm11062411380000-n1.htm
安岡一成記者による、実に夢のある永久機関の記事です。読んでみましたが、おそらく試作品は実際に動作し、電力も取り出せるのでしょう。ただし、水位を保つためにそれ以上のエネルギーを必要とするはずです(水道から水を入れてると気づきにくいですけどね)。
産経も産経なら特許庁も特許庁だと思いますが、「永久機関」とは書いていないので、発明者本人が言うように観賞用のインクレディブル・マシーンとしてはいいのかもしれません。山中のわき水で、とか言っちゃってるのはまずいですが(普通の水力発電の方が早いと思うし)。しかしこの見出しは、どうやら永久機関実用化と勘違いしているようで、産経の奥深さには恐れ入るばかりです。