産経安藤記者の切断力。

【安藤慶太が斬る】かなりトホホなモラルハザード　菅首相退陣騒動に見る辟易感　＋（1/5ページ） - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110612/plc11061212010003-n1.htm

　中学生並みの文章力で幼稚園児並みの理解力を示す「安藤慶太が斬る」が再開しました。震災以来3ヶ月ぶりの再開だそうですが、こっちはすっかり忘れていて、ある意味平和なものでした。
　あいかわらず無意味な長文が右往左往する内容で、皆さん読むのはお嫌でしょうからダイジェストしておきます。菅首相は「即時退陣」を明言したのに、それを覆し、まだ辞めていない。言葉に対して無責任である。たとえば実際の退陣表明（とされる）発言を見ると、退陣時期を明言していない。こんな無責任な話はない。……。
　なんなのこの人？　
この理解力は理解を超えています。「全国紙の編集委員」「新聞記者」「社会人」「小学校を卒業した人」どのカテゴリにおいても、不合格レベルです。首相発言を「早期退陣」と解釈した記者や政治家は、少なくとも直後には多数いましたが、後になって言葉の軽さを責めようとするときには、水からのミスに気づいて別の切り口を考えます。それもせずに（できずに）、ただまっすぐに最初の切り口で突っ込んでいく……なるほど、「安藤慶太が斬る」ですね。逆刃刀でもなんでも気にしないあたり、天晴れな切断力です。