産経抄のサミット観。

【産経抄】５月２５日 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110525/plc11052503050003-n1.htm
【産経抄】５月２５日 - イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/508556/

　またポーツマス条約ですか。いかに事前の期待が高くても、結果としては国民大衆の期待にそむき、日比谷焼き討ち事件につながったわけですが。また、外国訪問に1ヶ月もかけていた時代と違い、G8でも年1回、その他に日中韓・G20・APEC・ASEAN+3など首脳会合だけでも目白押しの現代、それほどの期待をかける国民もいないだろうと思います。たしかに今回は震災後初のサミットで、一つの節目になることは間違いありませんが。
　しかしここで脱原発を言えば《先進国から仲間はずれにされる》とか、どういう被害妄想なんだと感じます。ドイツが、同じく福島事故を受けて脱原発に転じたことを、昨日自分で書いたばかりでしょうに。G8って、《仲間はずれ》とかそんな子供のつきあいでしたっけ。「ガキ大将に従っていれば安心」という産経のスネ夫的世界観がそもそも、米国から相手にされなくなっているようにも思えるのですが。