産経抄の巡幸観。
【産経抄】4月27日 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110427/ent11042704190000-n1.htm
《両陛下のお見舞いはまさに「平成の巡幸」だ》。天皇陛下が各地を巡られることを「巡幸」というのであって、「まさに」もなにも、他に言い方はありません(もちろん「被災地巡幸」とか「各地へのお出かけ」とかはありますが)。
それにしても、ジョージ六世や昭和天皇と今上のなさることを比較するという、テーマとしてはだいたいまとまっているのに、なんでこんなバラバラ感が強いのでしょう。文章の構成というものをもう少し考えてみてはどうでしょうか。