[sankei産経抄の思想観。

【産経抄】１月２５日 - イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/488001/
【産経抄】１月２５日 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110125/trd11012502470021-n1.htm

　韓国で、海賊退治の「アデン湾の快挙」が盛り上がっているというのは海賊対策の意味からもご同慶の至りです。もっとも、今のところ1-1の試合は、たぶん韓国にとっての「ペルシア湾の悲劇」あるいは「ドーハの屈辱」になると思いますが（対戦相手国民の勝手な願望）。
　思想調査、というより多端なる全体の傾向をチッチェックしている可能性も高いと思うのですが、それがイコール《スパイの烙印》という発想になることが、抄子の思想に対する感覚を表しているような気がします。
　佐藤正久氏はともかく、田母神俊雄氏は元自衛隊最高幹部といっても、、政府の方針に反発して更迭された人物です。当時は自民党連立政権でしたが、国家観においては民主党連立政権も河野談話、村山談話、小泉談話を引き継いでおり、これらを否定する
　「文民統制は本来こういうものだ」と決めつけて話をしていますが、日本独自の文民統制があっても良いはずです。そもそも軍が存在しないのですから、解釈も異なっていておかしくないはずです。タンカー乗組員が人質に取られたとき、制服組に権力は与えず、法的うんぬんは参考にとどめ、犯罪者取り締まりの本来の役割である感情保安庁に任せるという決断であって良いはずです。