産経抄、時代を戻る。他。

「首相発言」案　手続きより打開策決めよ - イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/392735/

　5月末という期限にあわせて、政府がいかに現実を無視して 格好の付くかたちで発表するかに腐心しているようでは困る、という19日「主張」の指摘には同感ですが、まあ政府のお役人のやることなんてそんなものです。一方、だから現行案受け入れしかない、という展開に持って逝くのも、これはたいへん困ったものです。産経の論説委員のやることなんてそんなものですが。

【産経抄】５月１９日 - イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/392734/

　反語と褒め殺しの技法を使って、産経新聞一面コラムとしては本来の意味で良くできているのではないでしょうか。せいぜい石井英夫翁の時代に戻っただけで、このぐらいでやっと水準点なのですが。で、抄子は「小社とＡ社が談合するほど仲がいいわけはない」などととぼけていますが、記者クラブ制度維持その他で熱心に談合癒着体質を示しているのは、これはどういうことでしょうね。単に紙面でプロレスをやっているだけ、いやそれさえも最近は、産経がマイクパフォーマンスをするだけでAsahi社はちっとも乗ってこないようですが。