産経抄、たち日に逆らう。
【産経抄】５月１６日 - イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/391578/
鈴木俊一元都知事の追悼コラムです。昨日と違い、今日は追悼コラムとしてまともに成り立っていますね。今回参院選が、いつもに比べてタレント候補が特に多いという印象はないのですが、この参議院全国区のタレント候補の走りとされるのが石原慎太郎現都知事と青島幸男前都知事であることは、なかなか示唆的だと思います*1。
さて、各党の著名人候補もひととおり出揃った中に、たちあがれ日本の藤井厳喜候補も含まれています。これはあくまでネット上の噂なのですが（しかもわたしが見たソースは２ちゃんねるというだけではなくVIPのスレからなのですが）、藤井氏は今回立候補する意志はなかったのに、平沼赳夫代表が強く立候補を求め、なぜかチャンネル桜の水島総社長に連絡して、水島氏が勝手に藤井氏の立候補を許諾し、周辺を固めてしまったので藤井氏が断れない状況になり、やむなく今回の立候補表明にいたったのだそうです。少なくとも、チャンネル桜の番組で立候補表明をする直前、藤井氏はTwitterで、なにか不本気な出来事があったとつぶやいています*2。
こうした噂を踏まえて産経抄を読み返すと、立候補要請を受けても「立ち止まった人も何人かいる」という表現が、なかなか意味深長に思えてきます。バックの石原氏を含め、たちぽんの平沼氏系列は産経お気に入りの皆さんだと思っていたのですが、どういうことでしょう。水島氏が絡んでいることや、同じ噂で平沼氏周辺の日本会議系の人々が暴走していると示唆されていたことなどもあわせて、いろいろ楽しいことになってきたのかもしれません。藤井氏には申し訳ないですが。
