産経「主張」、極端に走る。他。

大銀杏再生　倒壊が生んだ新たな希望 - イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/388729/

　9日付「主張」です。繰り返しますが、「主張」（産経新聞の社説欄）です。内容そのものに問題はないんだけれど、こういうのは700字に収めて1面コラムとして扱うのが普通じゃないでしょうか。電波が弱いと思えば場違い、やることが極端すぎます。

【産経抄】５月９日 - イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/388727/

　その1面コラムですが、こちらは確実に「産経抄」でした。冒頭からまるまる半分が井伏鱒二の随筆からの引用という、これが1枚いくらの外部筆者だったら「原稿料半分返上しろ」と言わねばならないところです。論説委員手当の半分も返上すべきところでしょう。
　こういう話（産経抄の内容ではなく、井伏の随筆にあるエピソードのことです）は、嫌いではありません。無知であるが故に朴訥な、日本人の原風景ともいえる愛すべき母の姿だと感じます。が、母の日にあたり鑑として見習うべき母親像だとは、とても思えません。