産経、まだ麻生氏に期待する、他。
【主張】佐藤元首相発言 核オプション放棄できぬ - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/207311/
まつもとみなさんって、『日ペンの美子ちゃん』のあと『どれみ』でアニメーターに復帰したと思ってたけど、いつのまにか首相になってたんですね。とかわけのわからないボケはどうでもいいのですが*1。
「主張」の内容は22日の野口裕之記者による記事と、まるっきり同じではないのですが、論理展開が変に似ているところがあります。「防衛力」と「抑止力(攻撃力)」の違いを、明記しつつ混同させているあたり、なにかテンプレでもあるのでしょうか。日本国の核武装を暗黙に肯定しているのはもはや驚きませんがそれにしても、佐藤時代から比べると、ずーずーしくなったもんだよまったく。
世界で最初に脱不況 麻生首相“出直し”決意 - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/207550
来年度予算案が成立したことで、文字通り景気のいいことをブチ上げた麻生首相に対して、産経新聞政治部の(まだ官邸キャップなのかな?)石橋文登記者が、期待をかけまくっています。消費税アップも明言した、この会見で、すべてがバラ色(ローゼン?)になる、いままでの失態もすべて拭い去れる、と石橋記者は確信しているかのようです。
10月の一次補正予算に続いて二次補正予算と来年度予算を、世界経済の誘い水にするんだそうです。だったら欧米に先駆けて、少なくとも同時期に大型景気対策をするべきだったはずなのですが。二次補正予算提出の遅れという失態は、はたして取り返しがつくのでしょうか。
民主税調、消費税問題先送り 税制改革プログラム決定 - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/207503
ちょっとだけ関連して。民主党の政権構想の一部として税制関連が決定されました。これに対して産経は、消費税率アップを明記していない、と非難しています。民主のプログラムでは、歳出削減を前提に消費税を上げるかどうか(上げることになってしまうのでしょうが)から検討しているわけで、批判の方角が明後日を向いていますね。
図書館「ボーイズラブ」に揺れる 堺市、市民の不信感募る - 京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008122300109
メモ的に。世界日報が絶賛していた堺市立図書館のBL図書18禁化ですが、市民の反発も強く、閲覧禁止処置を撤回させたそうです。「図書館の自由」という概念は、規制派はもちろんですが、一般の人にもうすこし知られていいように思います。BL=ボーイズラブは、名前の通り未成年のキャラクターが主流で(最近はいろいろありますが)、問題になったイラストは“準児童ポルノ”にも関わってくるということを強く注意しておきます。女の子キャラだけではないんです。
*1:知っている人にはベタベタなボケですみません。念のため補足、http://riorio.chu.jp/index.html 参照。