産経とZAKZAKの「殺！」キャンペーン。
“太陽”オグシオ夢散…「殺！殺！」報復応援に萎縮 - ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/spo/2008_08/s2008081202_all.html
夕刊フジの捏造をいちいち紹介していたら毎日その作業だけで一日が終わってしまって他のことができなくなるのですが、これは特にひどいと一部で大評判になっている記事です。
偽善のマナーは続かない 中国、日中戦で「殺！殺！」応援の連呼 - イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/169405/
中国チームにシャトルが移ったとたんに「シャー、シャー！」の連呼に変わる。「射」（打ち込め）の意味だが、似た音の「殺」（殺せ）と聞こえた。
そして産経本紙でも、伊藤正・中国総局長がこんな記事を書いているわけです。この記述は伊藤氏の主観にすぎないのですが、見出しではなぜか「殺！」だと決めつけられているし、夕刊フジにいたっては「射！」である可能性すら示されていません。産経の涙目キャンペーンはやっと自然消滅したところですが、こんどは対中国で新たなキャンペーンが始まりそうな予感がします。
しかしこの記事、下手すると、中国大使館から産経新聞者に正式な抗議が来ますよ。まあ、産経記者を拘束しておいて抗議を受け付けなかった中国大使館がそれをするのも、どうかといえばどうかと思うわけですが。
