黙然日記(廃墟)

はてなダイアリー・黙然日記のミラーです。更新はありません。

産経に関する小ネタ0607。

訃報:野田昌宏さん74歳 「スターウォーズ」を翻訳、「ポンキッキ」な人気番組制作も - まんたんウェブ
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20080606mog00m200025000c.html
訃報:氷室冴子さん51歳=作家 「なんて素敵にジャパネスク」など少女小説で人気 - まんたんウェブ
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20080606mog00m200033000c.html

 なんというか、野田さん、氷室さん、それぞれに対する気持ちが強すぎて、なんと言っていいのかわかりません。ただ、「ありがとうございました」、と。合掌
 産経について。氷室氏の訃報は出ましたが*1、野田氏の訃報が電子版にはまだ出ていません。SF作家・翻訳家・評論家・コレクターの野田昌宏宇宙軍大元帥としてはともかく、本名の野田宏一郎名義では、フジテレビ創業直後から最近の看板番組までを支えた名プロデューサーであり、イメージキャラクターのガチャピン&ムックの生みの親、ましてガチャピンのモデルとも言われる方です。日本テレワーク問題で失意の晩年だったとはいえ、グループ企業の功労者に対して、評伝の一本も載せたって罰は当たらないのではないでしょうか。

テレ朝、朝日新聞の大株主に 創業家から取得 - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/media/151165

 なんか株主構成にケチを付けていますが、自分のところのグループがむちゃくちゃな株式構成で、そこを乗っ取られかけたことは、もう忘れたのでしょうか。

テレ朝による株取得で分かった朝日新聞のお家の事情 - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/media/151083
新聞とテレビの結びつきが強い日本のメディア形態は、世界的にもまれでジャーナリズムの面では多くの問題を抱えているという。テレビが新聞報道の2次媒体的な性格が強く、新聞依存が高いとの指摘もある。

 だったらフジテレビ頼みの産経新聞社の経営から見直してはどうでしょう。朝日を批判できる機会があればなんでも食いつくのでしょうが、自分たちのことを棚に上げるのは、昨年10月の朝日との文通だけでも懲りたんじゃないですか? 

敵兵救助の“武士道” 「雷」救助の元英国士官、恩人の墓参で来日 - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/151288

 見出しがわかりづらいですが、太平洋戦争初期に沈没した英軍艦の乗組員を「帝国海軍駆逐艦「雷(いかずち)」」(原文ママ)が救助し、現在89歳のその乗組員が雷艦長の墓参のために来日する、というニュースです。この機会に艦長以下乗組員の顕彰をしたいという呼びかけも兼ねた記事になっています。
 なんだか、すがすがしいまでの大日本帝国礼賛で、やはり産経はこうでなきくゃ、と改めて思いました。漂流者の救助なんて国際法自然法だった時代から真っ先に取り決められたようなことで、武士道でもなんでもありません。あ、英国人の考える"Bushido"は、職責を途中で放り出す首相を「武士道ではない、臆病者だ」と評するように、「きちんと義務を果たす」というニュアンスがあるかもしれませんね。産経的にはそれを認めたくなかった、ということもありましたが。

総合格闘技の元祖、前田光世の記録――アメリカで「伝記」が出た - ステージ風発:イザ!
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/600686

 古森義久氏のblogネタですが、コラム「ポトマック通信」の転載で前回も小ネタとして扱ったので*2ここで。
 ていうか(4)は? 半月前の小さなコラムを引っ張り出してまで連日更新を続けているのは、よっぽど、そんなに、ヒマなのか、あるいはなにかヒット数のノルマでも科せられているのか。もしかしたらいろいろたいへんなのかもしれません。そういえば株主総会前だなあ。