黙然日記(廃墟)

はてなダイアリー・黙然日記のミラーです。更新はありません。

古森義久氏、震える。

イラク情勢好転のアメリカ大統領選への新たな影響――ヒラリー候補もスタンス変える-ステージ風発:イザ!
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/409560

 古森氏が必死になって「イラクでは治安が回復しているぞ! 米軍様、ブッシュ様のおかげだ! 今度こそお前らを“恥辱の殿堂”に叩き込んでやるぞ!!」と吠えていることは http://d.hatena.ne.jp/pr3/20071202/1196577275 などでも紹介しました。
 ところで、産経にこんな興味深い記事が出ています。

陣痛女性に非情の銃弾 バグダッドの出産事情-イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/107578/

 治安維持のために夜間外出禁止令がしかれているイラクの首都バグダードでは、陣痛を起こした妊婦を搬送する車に対して、米軍が問答無用で発砲してくる――そのために赤ん坊の祖父母が射殺され双子の赤ん坊は死産したという悲劇があったことを、さらに同じように家族や母子が犠牲になる例が後を絶たないことを、伝える記事です。(産経の取材ではなく共同通信の配信記事ですが)。
 古森氏は、この記事を読んだでしょうか。


 ところで、古森blogの上記エントリのコメント欄が、なにやらたいへんな展開になっています。
 現在見られるのは2007/12/04 00:35の古森コメント以後ですが、それ以前から古森氏とanomaly氏の間でなにかやりとりがあったようです。anomaly氏の発言をわざわざ保存してからコメントそのものを削除するというわけのわからない行動を取っているのですが(やはりコメント削除の処理をしているのは古森氏本人ではないのでしょうか)、その内容は「あなたの仕事は嘘をつくことでは無いでしょう。〜天罰が下りますよ。本当に。」という、一般的な道徳観念を持っている人なら誰でも口にしそうな発言です。
 ところがここで、古森氏は激怒するんですね。「上記の記述はあなたが私に『天罰』なる危害を加えるぞ、という脅しと解釈します」ときました。ふつう誰でも知っていることですが、「天罰」というのは「天」が与えるものです。「天」という宗教的概念を古森氏が認めないのは(従って天罰も存在せずやりたい放題であると認識するのは)勝手ですが、相手の宗教観を確認しないで「天罰と称して暴力をふるう気だ」と決めつけるのは感心しません。それ以前に、いったいどういう被害妄想を抱いているのやら、と呆れます。まあともかく、古森氏の主観では「天罰が下るぞ」と言うと脅迫罪に当たるらしいので、わたしもせいぜい気をつけて、これからは「ブーメランになるぞ」ぐらいで止めておくことにします。
 もしかして古森氏は、「天罰」と「天誅」を間違えているのかと今気づきましたが、いやそんなまさかね。