山谷えり子氏、書評する。
【書評】『性教育の暴走』桜井裕子著-イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/books/breview/105788
“ジェンダーフリー”教育を批判した書籍について、山谷えり子参議院議員が紹介しています。産経の紙面ではいつものことですが、書評でもなんでもなくただの宣伝です。扶桑社から出ているこの本の宣伝ならまだいいのですが、山谷氏自身の活動の宣伝になっているのがなんというか、どこまで自分のことしか見てないのかこのオバハン、てな感じですが。
こんな“書評”をされて、著者はさぞかし怒るだろうなあ、と思ったのですが、調べてみたらそうでもないかも、と思い直しました。桜井氏は現在「つくる会」の理事で“ジェンダーフリー”問題を追求するジャーナリストと自称しています*1。「つくる会」サイトの紹介ページ*2では妙にあっさりしたプロフィールになっていますが、「元世界日報記者だった経歴を隠している」という情報もあります。
薔薇、または陽だまりの猫 「つくる会」内部抗争のその後/ 俵義文
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/d0fedbcca7d3dca6f24cb1a8c8accc7b
“ジェンダーフリー”批判本を元世界日報記者の「つくる会」理事が書き、それを教育再生会議の山谷えり子が自分の活動と結びつけて産経新聞の紙面で宣伝する。わかりやすい構図というか、わかりやすすぎて呆れますね。