黙然日記(廃墟)

はてなダイアリー・黙然日記のミラーです。更新はありません。

古森義久氏、福田訪米を餌に使う。

福田首相ブッシュ大統領になにを語るのか――北朝鮮テロ支援国家指定は?-ステージ風発:イザ!
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/388786

 今《福田》の名前を見ると、思わず大声で応援したくなります。げっとごぉ〜〜おる、ふっくだっ! ……なんか違いますね、すみません。昨夜からちょっと頭が変になってるんです。まあなんにせよ、福田康夫首相の訪米ではアジアナンバーワンともなるべきいい成果を出してもらいたいものです。
 それはさておき、古森氏のblogです。昨日紹介した記事*1の再録がメインなのですが、首相訪米に絡めて「関心の焦点のひとつは、アメリカ政府が北朝鮮を「テロ支援国家」の指定を解除するのか、どうかです」というのは、ほんとなのでしょうか。たしかに、産経新聞には関連記事がいくつも出ていて、産経新聞の記者にとっては関心の焦点なのでしょうが、たとえば、読売新聞ではまったくと言っていいほど報じられていませんし(読売がこの件をほとんど報じないことにも、ちょっと異常なものを感じますが)、朝日新聞も今日の社説*2で触れているぐらいです。もちろん内容は、産経の報道と正反対に対話路線を奨めるものですが。
 もっと気になることがあります。古森blogのタイトルを見ると、いかにも「福田首相が会談でどう動くか」を説明しているかのようです。エントリの文章ではその説明を再録記事に投げるようなことを書いてあって、さて肝腎の記事を見ると、仮定の話として福田首相が強く説得することを期待しているだけです。拉致問題を真剣に考え、この日米首脳会談に期待している人の立場になってみると、あんまりじゃないですかね。