黙然日記(廃墟)

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古森義久氏、慰安婦問題で米TVに出演。

 古森氏がblogのコメント欄でさらっと言及していたので気づいたのですが、3月30日付の米PBSテレビの番組"Foreign Exchange"に出演して、従軍慰安婦問題について語っていたようです。「インタビュアーのザカリヤ氏は、慰安婦が金を受け取っていたことを知らなかった」という文脈で言及されているのですが、番組自体の流れはどんなもんだったんでしょうか。

Show 313 | Foreign Exchange with Fareed Zakaria
http://foreignexchange.tv/?q=node/1945

 番組紹介では「日本の指導的なジャーナリストが慰安婦騒動について討議する」となっています。
 この番組に古森氏が前回出演したとき*1は番組サイトの動画がすぐに見られなくなってTranscript(文字起こし)だけになっていたのですが、今はGoogle Videoを使っていつでも動画が見られるようになっています。日本のテレビ番組もこういうことをしてくれませんかねえ。それぞれの内容は、ページ上部の"View Show Transcript"および"Watch Show Online: [Google Video] "のリンクからご覧ください。古森氏が出演しているのは"In Depth"のコーナーで、26分45秒のビデオで11分20秒あたりから24分15秒あたりまでです。
 わりとどーでもいい話ですが、前回出演したときに古森義久氏はYoshi Komoriと紹介されていましたが、今回はYoshihisa Komoriです。日本人の名前、特に漢字2文字を訓読みする男性名は英語圏の人には認識しづらいらしく、こうしたニックネーム的な名乗りをする例はよく見かけます。ところで最近古森氏は、田中利幸氏が英国で本を出すときYuki Tanaka名義を使っていたことに、いたくご立腹のような発言をしていましたね。テレビ出演と単行本出版じゃ違うといわれるかもしれませんが。


 実はまだ番組の内容を把握していないのですが(機械翻訳を下訳に改めて辞書を引いていかないとならないので時間がかかる……)、番組のコーナー末尾に表示される字幕はこうなっていました。

不愉快な歴史

第二次世界大戦の間、およそ20万人のアジア人が「従軍慰安婦」として使役されました。

その女性たちは、日本の植民地と占領地から来ていて、また、日本人の売春婦も含みました。

いくつかの見積りでは、朝鮮は全体の約20%、約4万人の「従軍慰安婦」を提供しました。

ソース: ダラム・ヘラルド・サン

 フジサンケイグループのどっかの番組じゃあるまいし、インタビューと極端に矛盾する内容の字幕を出すとは思えないのですが、さて。