古森義久氏の米軍事知識。

中国の衛星破壊を懸念する――アメリカの対応から
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/114472
しかも実際に宇宙の軌道を飛んでいる人工衛星をいくら老朽化した気象衛星とはいえ、ミサイルを発射して、撃破するという破壊行動は人類の宇宙開発の歴史でも初めてである。

　これ、2月3日付で日経BPのSAFETY JAPANに掲載されたコラムをほぼそのまま転載してるけど、いいんでしょうかね。「抜粋」というほど削ってないし。どういう契約になっているか知りませんが。アドレスだけ貼って誘導すりゃ済むだろうになあ。ていうか、アドレスの貼り方を知らないんだろうか。

国家安全保障を考える（第41回）[古森 義久氏]/SAFETY JAPAN [コラム]/日経BP社
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/column/i/41/

　まあそれはともかく、この文章の引用部分について、Wikipediaですでに事実誤認が指摘されているんですが、気づいてなかったんでしょうかね。

古森義久 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E6%A3%AE%E7%BE%A9%E4%B9%85#.E4.B8.AD.E5.9B.BD.E3.81.AB.E3.82.88.E3.82.8B.E4.BA.BA.E5.B7.A5.E8.A1.9B.E6.98.9F.E7.A0.B4.E5.A3.8A.E5.AE.9F.E9.A8.93.E3.81.AB.E5.AF.BE.E3.81.99.E3.82.8B.E4.B8.BB.E5.BC.B5
アメリカは既に1985年9月に「老朽化した衛星(太陽観測衛星P78-1)を標的に、空対衛星ミサイルASM-135の破壊試射を行う」全く同種の実験を行っており、事実と異なる。