黙然日記(廃墟)

はてなダイアリー・黙然日記のミラーです。更新はありません。

ぼんやりとジェンダーフリーを考える。

 今日の昼間、ちょっとぼんやりする時間があったときに、「ジェンダーバイアスフリーというのは、男女の差をなくすことではなくて、(肉体的な)男が『女らしい』ことをする、女が『男らしい』ことをする自由を認めるってだけの話だよなあ。ひいていえば、性同一性障害をそれと認めるということで、これは今や常識だよなあ。産経新聞とか山谷えり子とか統一協会とかは、なんでそういう単純な事実を認めずに、こじつけまでして叩きたがるんだろうなあ。まあ、ジェンダーフリー派の方も、こういう認識がなくて極端に突っ走る人がいるんだけどなあ」みたいなことを、なんとなく考えていました。ほんとにとりとめのない考えで、なんでそんなことを考え始めたのかも思い出せないし、もちろんこうやってこの日記に書いて公開することなんかぜんぜん考えてなかったわけですが。
 今、ニュースをチェックしていたら、こんな記事が目に入ってきました。

体は女、心は男…性同一性障害の体験記を出版した杉山文野くん-話題!ニュース:イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/36672

 うーむ。こういう記事は肯定的に書いているのに、なぜ一方で「ジェンダーフリー」叩きができるんだろう。結局はひとつながりの話だと思うんだけどなあ。この記事の署名は(iza編集部)になっているので、産経本紙ではなくiza!の独自記事なのでしょうが、編集の方針にそんなに違いがあるものなのだろうか。
 今日は春めいたぼんやりした陽気で、頭の方も少しぼんやりしています(風邪の引きはじめ説もあり)。なので、特に結論もなければ情報価値もない文章なのですが、シンクロニシティが面白かったという一点だけでこのまま書き込んでしまうことにします。