古森義久氏と宿敵。
で、もうちょっと作業がまとまってから記事にしようと思っていたのですが、せっかくなので書いてしまいます。
教育再生会議の第1回本会議議事録*1を読んでいて、いまさらながら、ものすごいことに気づきました。
「正論」メンバーであり古森義久氏との共著もある中嶋嶺雄氏の挨拶を引用します。
中嶋委員
ありがとうございます。国際教養大学という、秋田につくりました公立大学法人なんですが、副学長は外国人ですし、教員の60%は外国人で、すべての授業を英語でやっております。グローバルスタンダードの大学をつくっておりますので、年2回入学式をいたします。つい最近も秋入学をガウンを着てやりましたが、安倍首相の提言の中の9月入学ないしは秋入学は大変夢のあるものです。グローバルスタンダードに合わせるために、是非推進していただきたいと思います。
言ってる内容自体も欧米崇拝そのもので恥ずかしいのですが、これを読んでやっと気づきました。
中嶋氏が学長を務めている国際教養大学の副学長って、古森氏がこのところblogで粘着気味に叩きまくっているグレゴリー・クラーク氏じゃないですか。*2
そのクラーク氏の直属上司が、古森氏と仲がいいはずの中嶋氏? なにがどうなってるんでしょうか。出来レース? 大学の内紛の代理戦争? もう憶測が止まりません。
議事録は、なんとか読みやすい形にして転載できないか努力中。
*1:PDF http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouiku/dai1/1gijiroku.pdf
*2:このぐらいのこと、今まで気づいてなかった方が間抜けなんでしょうが、まさかと思うし。正直、最近は国際○○大学が増えすぎて部外者にはぜんぜん区別つかないし。