古森義久氏と中国。
「最も過激な反中」ペロシ新議長誕生に中国も懸念|米国|国際|Sankei WEB
http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/061202/usa061202003.htm
id:pr3:20061201:1164946673 で紹介した特設ページがさっそく役に立っていますが、最近の古森氏による記事を並べてみると、アメリカというよりは中国に関心が向かっているのかなという印象を持ちました。もちろん最近始まったことではなくて、先月出た文庫「外交崩壊」(親本は2004年)も対中・対北朝鮮がメインになっていたし、そもそも北京駐在の経験もあるわけで(そのときにいろいろあったのかもしれませんが)、対中専門家でもあるわけですが、ここ数週間は特に熱心に見えますね。*1
というところに、今日のステージ風発はこれ。
「レイプ・オブ・南京」に基づく映画の問題点とは-ステージ風発:イザ!
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/81662
南京虐殺そのものについて、わたしは発言しないことにしています。膨大な資料を読んでからでないとまともに発言できそうにないし、そこまで拘泥している問題ではないので。ただ、ケネディ教授の「人間には残虐行為を働く潜在能力があること、中国では数多くの犠牲者が出たこと、などを伝える点は意味もあろう」という発言と同じ認識は、個人として持っているべきだと考えています。
古森氏に限らず産経新聞は、この映画に関して、というか「レイプ・オブ・南京」に関しては、ものすごい勢いで非難しまくるわけですが、局外中立の立場からなぜだろうと考えてみると、なにやら楽しめます。楽しんじゃいけないのかもしれませんが。これも憶測なんですが書いてしまうと、鹿内元社長の40万人発言が尾を引いているのかなー、とかね。