黙然日記(廃墟)

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日本ユニセフ協会と児童ポルノ。

livedoor ニュース - ネット普及で深刻な児童ポルノ
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2631013/detail
サイバースペースでの児童ポルノ問題などを話し合うシンポジウム「守ろう子どもの権利 STOP! 子どもポルノ」(日本ユニセフ協会主催)が26日、東京都港区のユニセフハウスで開かれ、警察やインターネット関連企業担当者から児童ポルノの現状や今後の課題が発表された。

 まず基本的なことを確認しておきますが、日本ユニセフ協会というのは「国連児童基金UNICEF)に協力する」という目的のもとに日本国内で作られた団体で、ユニセフ直属ではありません。ユニセフ東京事務所*1というのが別にちゃんとあります。日本支社じゃなく代理店というわけですね。ユニセフに100%協力しているだけならいいんですが、どう見ても勝手に拡大解釈で行動しています本当に(ry。

 法規制や取り締まりについては、警察庁生活安全局少年課の伊藤正明課長補佐が「法改正などで規制が強まったことで検挙件数は上がっている」としながらも、絶え間なく現れては消える“有害サイト”をすべて見つけるのは不可能だと述べた。また、「児童ポルノを提供目的なしで所持することや、アニメ・漫画など実在しない児童を描写したものは、児童を性の対象として助長する可能性があっても法律上対処できない」と、現状での規制の不備を指摘した。

 もうこの件に関してはさんざっぱら批判され続けているのですが、警察及び日本ユニセフ協会はいまだにこんなことを言っているわけです。児童ポルノ法が成立する過程でとっっっくに解決した問題のはずなのに。実在の児童に被害を及ぼすことを禁止するのに便乗して内面の自由に干渉し思想統制をしたいだけなんですね。
 山谷えり子らが(統一協会などの教義に合致する形で)推進する純潔教育も同じ目標を持っていて、だからウォッチ(この場合は観察ではなく監視)が必要だということを強調しておきます。