黙然日記(廃墟)

はてなダイアリー・黙然日記のミラーです。更新はありません。

先月買った本・1。

 他のことばっかりやってたら書評が遅れまくり。いちおうこの日記のメインコンテンツは、こっちのつもりなんですよ。

 完結。んーむ。ここ十数冊は「こうなるしかない」という展開が続いてて、予想外に延びたこともあったけど、列車に乗ってからはもうほんとに、これしかないというところに向けて突き進んできたわけで、あらためて感慨というのもなかったり。でも、これをきちんと終わらせるのは、たいへんなことだったと思います。カーテンコールでけっこうびっくり。こんなにキャラクターがいたのか。
からくりサーカス (43)

 第3部の京都編〜四国編。結城丈治は、肉体的には仮面ライダーと言えるかどうか、という存在なわけで、実際これまでもブレインとしての活動が中心で前線には出ていなかったわけですが、だけどそれだけに。
 その魂は、誰よりも仮面ライダーなのだろうと。
 ただ、村雨良とはそういう意味で対照的な存在であるだけに、限界に挑んだライダーマンをぎりぎりでZXが助けてしまったのは、ちょっと不満でした。第1話で滝を本郷が助けたのとはわけが違うと思うけどなあ。
仮面ライダーSPIRITS 10 (10)

 だんだんキャラクターが壊れ始めています。「きせユカ」でも同じことを思ったけど、大丈夫か。雑誌の読者に受け入れられているのだろうか。しかしこれ、どのへんまで実話なんだろうなあ。エピソードをはしょったり再構成したりという部分はあるだろうとは思いますが。
 おたくが出てくるマンガというのは微妙なことがあったりするわけですが、いるよな。副部長みたいなのは、います。痛いほどに、もう。
ひまわりっ~健一レジェンド~ 2 (2)

 うーん。お約束というか大衆芸能に徹しているので、なんとも評価しづらい。赤石作品は主人公がスーパーヒロイン過ぎて、という理由で嫌う人が多いらしいですが、ここまで徹底していれば、むしろ読み応えあると思うんだけどなあ。
 ひとつだけ、これはだいぶ前のエピソードからの設定なんだけど、ガーディアンエンジェルス(をモデルにした組織)を持ち上げるのはやめてくれないかなあ。陰陽一征会と同レベルのバックがついてるっつーのに。
市長遠山京香 6 (6)

 あと4冊かあ。指を折って数えてしまいますが。この期に及んで、なんかまた新しい企画始めてるし。四季それぞれのをやるつもりだったらしいけど、“夏”をやるタイミングをのがしちゃって、どうするつもりなんだろ。また放置ですか? 
美味しんぼ 96 (96)