黙然日記(廃墟)

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産経抄が朝日憎さに詭弁。

イザ!:【産経抄】8月17日-コラむニュース
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/sankeishou/15295/
某紙の社説は「こんなにかまびすしい日になったのは、いつからだろうか」と問いかけた。その答えも用意してあって、「小泉首相靖国神社参拝が一つのきっかけになっているのは間違いない」と非難する▼これを小欄は詭弁(きべん)と呼ぶことにしている。「いつから」というなら、昭和60年の終戦記念日にまでさかのぼらねばならないことは某紙自身がよく知っている。火をつけたのは「某紙」こと朝日新聞だったからだ。このことを、いま一度いっておきたい 

 詭弁って、おまえが言うなってば。
 「『某紙』こと朝日新聞」って、いまどきネットの書き込みでもつかわねーギャグだろ。われわれ同人オタは20年前にその地点を通り過ぎてきた! 


 某紙(笑)の社説は、2006年時点でのかまびすしさを言ってるわけで、1985年の中曽根公式参拝にまつわる騒動が一段落したあと、2000年ごろまではわりと静かだったわけですよ。くすぶっていた火が燃え上がったのはあきらかに小泉が参拝を公約し実行して以来のことで、詭弁でもなんでもない。ではそもそもの火種はというと、中曽根参拝じゃなくて1975年の三木首相参拝からだと思いますがね。中曽根参拝が大きなポイントであるのはたしかだけど、そもそも論にするならなぜこれだけを取り上げるのか。朝日と人民日報にいちゃもんをつけたいためだけに、比較的些少な件を取り上げたと言われてもしかたないと思いますが。