5/3は世界報道の自由の日。
昨日の日記にはさすがに書けなかったんですが、注目すべきニュース。
asahi.com:世界最悪の検閲国家は北朝鮮 NGOがランキング発表
http://www.asahi.com/international/update/0503/009.html
国連などが定める「世界報道の自由の日」の3日を前に、NGO「ジャーナリスト保護委員会(CPJ)」は2日、報道の自由が抑圧されている「検閲国家」のランキングを発表した。
北朝鮮の体制についてはもう言葉を尽くして罵っても足りないし、また最悪がどの国家であっても許されないことには変わりないのですが、それとは別に。実は恥ずかしながらこのニュースで、「世界報道の自由の日」の存在を知りました。
5月3日 今日は何の日〜毎日が記念日〜
http://www.nnh.to/05/03.html
世界報道の自由の日(World Press Freedom Day)
1993(平成5)年12月20日の国連総会で制定。国際デーの一つ。
1991(平成3)年、ユネスコと国連によってナミビアのウィントフークで開かれていた「アフリカの独立、多元主義的な報道の促進に関するセミナー」で、「アフリカの独立、多元主義的な報道の促進に関するフイントフーク宣言」が採択された。
民主主義にとって表現の自由は必要不可欠なものであり、表現の自由の侵害に対して抗議行動を起こすよう世界に呼びかける日。
直接的にはフイントフーク宣言に由来するそうですが、特に5月3日という日が選ばれたのは、1987年の朝日新聞阪神支局襲撃事件も意識していたのではないかな、と思います。仮にも先進国で20世紀後半になって、言論を理由にジャーナリストが殺害された例というのは他になかったはずです。国内ニュースとして重いものである以上に、全人類が忘れてはならない事件でしょう。