最近買った本・2。
滞貨一掃。たぶんこれで年内ラストかと。
開戦編前編。10巻に引き続いてシャアの過去話。初の実戦機であるMS-05以前の歴史に説得力がある。うーん、と唸るしかないですな。ガルマがいかに「坊や」であったかが描写されていて、本当ならギレン演説(というか「坊やだからさ」のセリフ)の前にこのエピソード入れるべきだったような。そのぐらいですね。
機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (11)
- 「ああっ女神さまっ(32)」/藤島康介 ISBN:4063211738
ああっいい加減にしてくれっ。過去のよかった時期の「女神さま」を劣化コピーしたセルフパロディのようだ。
ああっ女神さまっ 32 (32)
- 「新吼えろペン(3)」/島本和彦 ISBN:4091573134
ヒーロー復活。んー、もうちょっと後というか連載のクライマックスにでもしてほしかったんだけど、これはこれでよしっ!
「逆境ナイン」と「からくりサーカス」のダブルパロを藤田和日郎と合作した番外編は爆笑。お互いに真似し合ってるから(島本の絵も変わっているし)、どっちがどっちかわからん。
新吼えろペン 3 (3)
- 「ラブ・モンスター(10)」/宮城理子 ISBN:408846012X
中華分校編完結。次に繋ぐ部分のやる気のなさは特筆もの。絵の手抜きはわざとやってるにしても。いや、それはそれで面白いんだけどね。帯でネタバレしないでほしかった。
連載はもうじき完結ですか。あと2巻ぐらいかな。残念です。
ラブ・モンスター 10 (10)
ここからは昨日買った本。
- 「ヤミの乱破(2)」/細野不二彦 ISBN:4063721027
いつ読んでも面白いという安心感があるから、どうも買うのが後回しになってしまう。連載数回分でエピソード終了という形なのか。「ギャラリーフェイク」っぽいですね。
「ダブル・フェイス」にしても最近はダーティーヒーローばかり描いてるけど、思えば「さすがの猿飛」のころからアンチヒーロー*1だったよなあ。
ヤミの乱破 2 (2)
- 「市長遠山京香(5)」/赤石路代 ISBN:4778010051
不自然なのを無視すれば不自然さのない作品。んー、なんだろ。面白いと思うと同時に背中がかゆくなるような感覚もあるんですが、どうしたものか。単行本でまとめて読むからで、連載だったらいい案配なのかなあ。「遠山の金さん」や「暴れん坊将軍」へのオマージュなんだけど(見せ場の名乗りシーンは「水戸黄門」っぽいが)、そこまでお約束のものだとこちらが開き直れないせいかな。
市長 遠山京香 (5)
- 「M-エム-(1)」/新井理恵 ISBN:434480659X
新刊リストで見落としていたらしい。女教師といろいろあった男子生徒が新任教師として赴任した先に、同僚として彼女がいた、という話。年の差カップル(教師と生徒)萌えの作者がさらに同じモチーフを追求した、といえばいいんだけど、正直「またか」という感じが強いのですが。タイトルに反して、主人公のMっぽさがだんだんどっか行っちゃうしねえ。掲載誌がわけわからないところのせいか、誰に読ませるつもりなのかいまいち不明確だし。
ただ、エロい話という編集側の注文には忠実なようです。「ろまんが」でできない分をこっちでやってる感じ。
M-エム 1 (1)