MS必死だな。

ITmediaニュース：PowerPointが7980円──使用期間1年限定で http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0511/21/news066.html

　1980円ならともかく、なんだその価格は。1/3にしてこれなのか。OpenOffice.orgならフル機能で無料なのに。
　もっとも、アプリケーションソフトの価格は下がり過ぎじゃないかと思うこともあって、PC-98時代の初期に単機能のワープロソフトである「松」が98000円だったのを58000円の「一太郎」が撃墜したとか、さらにアシストワード等のシリーズが低機能ながら9800円で価格破壊と話題になった時代もあって、そんな中でMS Officeが高機能なワープロと表計算*1のセットで4〜5万円という商売で安定させたわけですが、そこでシェアを獲ってからはずっと殿様商売を続けてるわけで、そろそろ考え直してもいいんじゃないですかね。ソフトは量産効果がハードとは比較にならないわけだから（極論すれば追加出荷分はCD-ROM 1枚とパッケージ分の原価しかかからない）パソコンの売れ行きが年間数十万台だった時代と数千万台になった現在では市場ベースが全然違うんだし。
　ついでだけど、MS-Word他英文系ワープロソフトの使いにくさについてみんなもっと知るべきだと思います。あれが普通だと思っちゃってるのかもしれないけど、少なくとも縦書きのレイアウトで一太郎を使ってみると、あまりの違いに呆然とします。

*1:それとおまけのPowerPoint。当時はプレゼンソフトの使い方なんか誰も知らなかった。