黙然日記(廃墟)

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産経「主張」の憲法審査会観。

【主張】衆院憲法審査会 議論停滞への自覚足りぬ - 産経ニュース
http://www.sankei.com/column/print/161023/clm1610230003-c.html

 両院で改憲勢力が3分の2を超えたからといって、かならず改憲しなければならないわけではありません。護憲勢力の存在を度外視してさえ、そもそも改憲は必要か、から議論する必要があります。世論調査で「安倍晋三政権のもとでの改憲は必要ない」が「必要だ」を上回っている状況ではなおさらです。「3分の2というハードルは高すぎる」という意見は憲法をちゃんと読めていないので、あれは「誰でも同意できるような改憲なら認める」という意味です。現与党(日本維新の会も与党みたいなものです)はそこを誤読していうる上、改憲案がアレですから、二重の意味で間違っています。産経ももちろん同じです。