産経抄の敗北観。

【産経抄】「潔き敗者」にはなれない　１０月２１日 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/column/print/161021/clm1610210003-c.html

　米大統領選の話題で1960年のジョン・F・ケンディ対リチャード・ニクソンを持ち出すのは、もううんざりです。似ているのは、2000年のジョージ・W・ブッシュ氏対アル・ゴア氏の疑問表で紛糾したケースでしょう。もっとも産経抄が言いたいのは、1960年選挙では共和党候補がグッドルーザーになったけれど、2000年選挙は民主党候補者が負けを認めず見苦しかった、という点かもしれません。しかし2000年選挙でのブッシュ氏の勝利は、いまだに疑問視する人がいます。まあどっちにしろ、今回選挙で共和党は（候補者選びの段階で）敗北しており、それは産経抄も自覚しているのでしょうから、自らグッドルーザーになるべきでしょうね。